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にへって笑える日がすきだ。

ちいさなしあわせがたっくさん詰まっている、そんな毎日がいい。よそ見しながら生きていこう。【書籍化が夢♡】

いぬのなまえ

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犬を飼っていました。

今は、自宅で商売(ダンナさんが)やってるので、動物を飼う事が出来ないですけれども、私は、犬も猫も大好きで。

逆に犬と猫以外は…端的に言ってしまえば、興味がない。

 …なので、すみません。

出先でヘラヘラと締まりなく笑いながら近寄ってくるアレな感じの私を見た飼い主さんは、どうか大きな大きな心で、眼福に浸らせて頂けたら!と思います。

まぁ、その時の私に勇気があったとしても、せいぜい写真撮らせて下さいって頼むまでなので、ね。

 

さて、社会人1年目の秋頃。

会社の専務ん家のわんちゃんが5匹の赤ちゃんを生みました。誰か貰ってくれまいか?と。

私の大好きな和犬(の雑種)です。

実家住みだったんですけど、母親を拝み倒して何とかOKを貰いました。

…ん?汚い口上?使ったよ?

だって専務だよ!私1年目だけど、ここで恩を売っておけば、出世しやすいかもしんないじゃん?専務に覚えて貰っといて、悪い事はないと思う!が、母をだまくらかす口説き文句だったというわけです。

乳離れしてからすぐに、ちっこいわんこはウチ(実家)に来ました。その可愛さに、みんなメロメロです。

 

さあ!名前、何にするよ!

母と妹と私(父は単身別居中)で、いろいろ考えました。考えすぎて疲れてきました。

当の本人(わんこ)は、まさか自分の事で喧嘩になりそうなくらい喧々轟々やりあってるなんて、これっぽっちも思ってないみたいで、目をしょぼしょぼさせながら、ぷるっと震えてチビってみたり、あくびしてみたり。

何事もまとめたくて、結論をすぐに出したがる私が、痺れをきらして「わかった!」と高らかに宣言します。

「この子に自分で決めて貰おうよ!だって自分の名前なんだから、気に入る名前は自分で決めたいよ、きっと!」と、母と妹を説き伏せます。二人も異議はなかったので、一人ずつ考えた名前で呼んでみます。

 

私「チョビ!!」

動物のお医者さん】が好きだから。

反応ありません。

妹「シロちゃん!」

色が白いから。10歳児、安易だね!

ほれ見ろ、無視だ無視。

母。

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「あおしまぁあああ〜〜!」

刑事ドラマが、織田裕二が大好きな母。

室井さんを真似て叫ぶ。

…かーちゃん、犬だよ?

返事するわけ、ねーじゃん。

「わお?」

…するのかよ!?

青島に決まった瞬間でした。

 その後「マロン!」「ラッキー!」「太郎!」「青島!」「次郎!」「トム!」と、青島も混ぜつつ呼んで見るけど、青島(っぽい)時だけ反応するんだな。

「っぽい」というのは、私も妹もガキだから、マオチマとか青空とかフェイク入れるから。

 

青島、青島とカタっ苦しい呼び名は、当然定着せず。気づいたら「青ちゃん」「青ちゃん」と呼ぶようになったのです。

 青ちゃん、で良かったんだけど…病院に行った時は!…恥ずかしかったなぁ。

ウチの苗字が高橋だったとして「高橋青島くーん」ってお姉さんがマイクで呼ぶんだもん。待合室ちょっとザワッとして、私は妹と赤面して下向いた。

 

いまは、それぞれ巣立ったので

実家には誰も残っていない。

おバカなあおちゃんも、もういない。